アフターピル

ピル

ピルとは

ピル(低用量ピル、OC)とは、「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という2つの女性ホルモンが含まれた経口避妊薬で、排卵を抑える作用、精子の子宮内進入を抑制する作用、受精卵の着床を抑制する作用などにより妊娠を防ぎます。ピルの服用は女性主導で行える最も確実な避妊方法で、適切にコンドームを使用した場合の妊娠率は2%程度ですが、ピルを服用した場合の妊娠率は0.3%程度であるとされています。

ピルの作用

排卵を抑える作用

ピルを服用することで、「エストロゲン」「プロゲストーゲン」などの女性ホルモンが血液中を循環し、視床下部や下垂体が卵巣へ排卵を促進する働きが抑えられます。

精子の子宮内進入を抑制する作用

黄体ホルモン(プロゲストーゲン)の働きにより、子宮頸管粘液の粘性が高まり、精子の子宮内進入が抑制されます。

受精卵の着床を抑制する作用

ピルを服用することで子宮内膜が薄くなり、排卵が起きて受精した場合でも、受精卵が着床しにくい状態となります。

取り扱うピル

低用量ピル

ピルの種類費用(税込)
トリキュラー 3,000円
ラベルフィーユ 2,300円

 

中用量ピル

ピルの種類費用(税込)
プラノバール 2,100円

 

ピルの副作用

現在のピルは含まれるホルモン量が非常に少ないため、重篤な副作用が起こることはほとんどないとされていますが、ごく稀に血栓症などの副作用が起こる場合もあります。特に、1日に15本以上の煙草を吸う方がピルを服用すると、血栓症のリスクが高まるとされています。また、血栓症の家族歴がある方もリスクが高いとされています。当院では安心・安全にピルを服用して頂くために、処方前に喫煙の有無や血栓症の家族歴などを確認するほか、ピルを処方した方には年1回の血液検査・超音波検査を受けて頂くようにしています。その際の検査は保険適用で受けて頂くことができます。

ピル処方の流れ

1受付

当院にご来院頂き、受付にてピルご希望の旨をお伝えください。

2問診

問診にてお体の健康状態や、現在服用中のお薬などを確認します。

3血圧測定

血圧検査を行います。

4診察

ピルの服用方法や副作用のほか、他の薬との飲み合わせなどについてご説明します。

5処方

ピルを処方致します。2回目以降は、窓口にてピルを処方することも可能です。その際、何かに気になることがあれば遠慮なくお申し出ください。

6定期検診

当院では安心・安全にピルを服用して頂くために、ピルを処方した方には年1回の血液検査を受けて頂くようにしています。その際の検査は保険適用で受けて頂くことができます。

ピルの注意事項

次の項目に該当する方は、ピルを処方できない場合があります。あらかじめご了承ください。

・35歳以上の方で、1日に15本以上の煙草を吸う方(血栓症などの重篤な副作用を引き起こすリスクが高い方)
・高血圧、血栓症、心筋梗塞にかかったことがある方。また、その疑いがある方
・糖尿病や脂質異常症にかかっている方
・肝機能障害がある方
・血栓症の家族歴がある方
・妊娠中の方。また、その可能性がある方
・授乳中の方
・最近、手術を受けられた方。また、今後手術を受ける予定がある方

 

アフターピル

アフターピル(EC)とは、セックスの途中でコンドームが外れたり、破れたりした時などに、72時間(3日)以内に「プラノバール」などの中用量ピルを服用することで望まぬ妊娠を防ぐ避妊方法です。アフターピルを服用することで、排卵を遅延させて受精を防いだり、子宮内膜を急激に変化させて受精・着床を防いだりします。ただし、アフターピルは100%の避妊方法ではありませんので、確実に避妊したいという方にはピルの継続的な服用をおすすめします。

取り扱うアフターピル
アフターピルの種類 費用
プラノバール 3,000円
ノルレボ錠 13,000円

アプターピルの注意事項

セックス後、72時間(3日)が過ぎると避妊効果が得られないことがありますので、できるだけお早目にご来院ください
・アフターピルは100%の避妊方法ではありませんので、72時間以内に服用しても、妊娠が防げないこともあります。アフターピルを服用した後、予定日を過ぎても生理がこない時などにはすぐにご連絡ください。アフターピルによる避妊効果が得られず、妊娠している可能性があります

月経移動

ピルは望まない妊娠を防ぐだけでなく、月経を早めたり遅らせたりすることも可能です。高校・大学受験や結婚式、旅行など、大切なスケジュールと月経をずらしたい方は、お気軽に当院までご相談ください。ピルを服用することで月経を移動させることができる場合があります。

月経を早めたい時
早めたい前周期の月経がくる前までにご来院ください。月経開始後3~5日目からピルを服用し始めて、月経を早めたい日の2日前ごろまで飲み続けます。ピルの服用を中止して2日程度経つと月経が始まります。

月経を遅らせたい時
遅らせたい月経の予定日1週間前程度にご来院ください。予定日の4~5日前からピルを服用し始めて、月経を遅らせたい期間の最終日まで飲み続けます。ピルの服用を中止すれば、再び月経が起こるようになります。

 

 

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